「麗～花萌ゆる８人の皇子たち」わたしの感想

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韓国ドラマはよく見るのですが、見たらすぐ次を見ちゃうのでどんどん忘れていってしまう自分のための記録も含め…

韓国ドラマは、GYAOで無料で見ていましたが、欲が出てきてDtvを契約し、今U-NEXTを契約しています(笑)

そろそろNETFLIXに手を出そうかと迷い中…(笑)

私は、ネタバレなしで見たい派なので、知りたくない方はネタバレなし感想まででとどめておいてくださいね。

「麗～花萌ゆる８人の皇子たち」はU-NEXTで見ました！

キャスト

へ・ス／コ・ハジン役
IU（アイユー）

第４皇子／ワン・ソ役
イ・ジュンギ



第８皇子／ワン・ウク役
カン・ハヌル



第３皇子／ワン・ヨ役
ホン・ジョンヒョン



第13皇子／ペガ役
ナム・ジュヒョク



第10皇子／ワン・ウン役
ベクヒョン（EXO）



第14皇子／ワン・ジョン役
ジス



第９皇子／ワン・ウォン役
ユン・ソヌ



第1皇子／ワン・ム役
キム・サノ



チェ・ジモン役
キム・ソンギュン

あらすじ

化粧品販売店で働いているコ・ハジンはある日、湖に落ちた子どもを助けようとするも溺れてしまう。

目を覚ますと、そこは高麗時代で、へ・スという人物になっていた。

彼女は、高麗の初代皇帝ワン・ゴンの宮廷で暮らすことになる。

そこで、彼女が出会ったのは美しい８人の皇子たちだった…

【これから見る人へ】ネタバレなし　感想

ユーネクストで見たんですが、「胸キュン度100％！タイムスリップしたヒロインの皇宮ライフを描いたイケメン時代劇！」なんて書いてありました。

いやいや…(笑)

胸キュンがないわけではないけど、「史実を基に創作したものです」と書いてありますので時代劇ならではの権力争いや残酷なシーンももちろんあります。

「麗」で検索すると皆さん書かれていますよね。

前半ラブコメ、後半権力争い。





登場人物が多いので把握していないと混乱します。

８人の皇子を一言ずつ説明。

第4皇子、ワン・ソは顔と心に深い傷を持つ孤独な皇子。

第8皇子、ワン・ウクは、優しくて知的な完璧皇子。

第3皇子、ワン・ヨは、野心が強い危険な皇子。

第13皇子、ペガは、何にも縛られたくない自由な芸術派皇子。

第10皇子、ワン・ウンは、自由奔放でやんちゃな子犬系皇子。

第14皇子、ワン・ジョンは、情に厚くまっすぐな末っ子皇子。

第9皇子、ワン・ウォンは、お調子者で長いものに巻かれるタイプ。

第1皇子、ワン・ムは、穏やかな性格、武芸も秀でた正統派皇子。

私は、結構韓国ドラマを見ているので区別がつきますが、みんな結構顔が薄目なので見慣れていないと同じ顔に見えがち(笑)

そして登場人物が多いので相関図を確認しながらはじめの方は見ていました。

私は、あまりイ・ジュンギさんの顔が好みではなかったのですが（ごめんなさい…）見ているうちに完全にワン・ソ推しになってました。

そして、ペガのナムジュヒョクさん！

といってもみんなそれぞれ魅力的でした。

はじめの方は、明るいムードでみんな仲良し和気あいあいって感じで、見ている方もとても楽しいです。

逆ハーレムラブコメ的な？

IUちゃん演じるへ・スが現代からタイムスリップしている設定なのでやっぱり高麗時代の女の子っぽくなく、言いたいことは言うし、自由で無邪気で果敢で、なんといっても可愛くて（視聴者の私から見ても）…もうみんなそりゃ魅かれるよねーー！！

そんな感じの前半のヘ・スと明るい物語の雰囲気…からの後半……差がすごいのよ！！

だんだん物語の雲行きがあやしくなっていくんですが、気になって気になってどんどん見てしまった。

私は、終始「果たして、歴史は変わる（変えられる）のか？」「幸せになれるのか？（幸せになってよ）」という視点で見ていました…

あーなって…こうなって…あーあのとき…あーあーあー（見ればわかると思います、この感じ）って感じです(笑)

見終わったあと、なんかうーん…色々深い…考えさせられる。

余韻………って感じです。

結果、はまったってことですね(笑)



ネタバレなしで見たい方はこの辺で…









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ネタバレあり　感想

え…誰も幸せになれない…

誰を推して誰目線で見ても、みんな幸せになれない…

救われない…こんなことってある？

第4皇子のワン・ソが皇帝（光宗）、「血の君主」になると気付いて、絶対に「血の君主」にはさせない！ってなるんだけど、結局歴史は変えられなくて…

むしろ変えたくてヘ・スが動いたことによって結局そうなっちゃうっていう（伝わるかな？笑）

そして、少しのすれ違い、勘違いでどんどん悪い方向に行ってしまう、もどかしくて切なくて、見ている方も本当にしんどい…つらい…

せめて、ヘ・スが死ぬ最期くらいは会えるんだよね？

ね？ね？ね？手紙に気付いてかけつけるよね？

えーーー！死んじゃったーっていう。。


はじめが和気あいあいで楽しい雰囲気の物語だったのに高低差がありすぎる。

ワン・ソの顔の傷を消してあげようとメイクをして、ワン・ソが雨乞いに成功するところまですごく良かった！

孤独なワン・ソがヘ・スに心を開いていく感じとかすごく良かった。

ヘ・スのときにだけ見せる表情とか最高！

へ・スもはじめは、ウクが好きだったけどだんだんワン・ソに惹かれていくところも良かった。

オ尚宮の無実を雨の中訴えるシーンで、みんな皇帝に逆らえないから、見ることしかできない中、ワン・ソだけが隣に立って守ってくれたところ！（←ここでヘ・スの心はだいぶワン・ソに動いたでしょ！！）

私ははじめから、ワン・ソ推しです（笑）

小さい頃から母に愛されなくて（自分のせいで顔に傷がついたのに何！って感じだけど）本当に可哀そうだったからきっと幸せになれるんだろうと思いながら見てたのに…


ワン・ソも自分が皇帝になれば、ヘ・スと一緒になれるし、兄弟も争わずに済むって、それで皇帝になる！！って感じで皇帝になったのに、結局皇帝は自分を犠牲にしてでも、国のために動かないといけないし、周囲にいろんなしがらみがあったり、あっちの一族に配慮しないといけないとかあったりで、結局うまくいかないし。。

もうなんか、悪気はないし本当にしょうがないんだけど、結局ヘ・ソが元凶ですべて悪い方に悪い方にしちゃっているという悲しさ。

ウクが皇帝の座を狙って、どんどん闇落ちしていくのも一族のこともあるけど、結局ヘ・スのことが好きゆえにだし。。

ウクに「第4皇子に気をつけて」ってかなり早い段階から言っちゃって、結局ワン・ソのことを好きになってウクを裏切ってるし、そりゃウクもおかしくなるよね…

で、ウクが裏で動いて手を回してどんどん悪い方へ悪い方へ…

第2皇帝のムも水銀中毒にさせられてあんな死に方にしてしまったり…「ワン・ギュの乱」をでっち上げてウン夫婦を殺させたり…（←ここは悲しすぎた…誕生日のときの伏線もあったりで…涙）

そして、ヘ・スと姉妹のような存在だったチェリョンがワン・ソによって罰せられて死んでしまうし（←罰せられるのはしょうがない罪を犯してるんですが）

ペガも愛するウヒを利用されて、結局ウヒが自殺に追い込まれてしまうし（←突然自殺しちゃってなぜ？ってなった人もいたはず笑）

あー…直接ワン・ソが何かしたってわけではないのに、まわりの人がどんどん不幸にさせられて、結局みんなワン・ソから離れていってしまう。。

信じていたヘ・スもジョンのもとに行くことになって…

ここは、どうにかワン・ソのためにとどまってほしかったよー！

また孤独になっちゃうよー！って思いつつ、

でも、ヘ・スの心が限界だったんだよね…

もう、はじめの頃の明るいヘ・スの面影なし。（悲）

それで、まさかのそのまんま会わずで死んでしまうっていう…

ジョンもずっとヘ・スのこと思ってたのに結局告げずに、支えてあげて、髪飾りずっと持っててペガに馬鹿だなぁとか言われちゃって…（涙涙）

いい人すぎだよ！もうジョンと幸せになっても良かったよ！（笑）

そして、現代に戻り…ずっと夢で見ていたものが実際にあったことってわかったとき…1人になってしまったワン・ソの絵を見たとき…

「1人にしてごめんね、ごめんね」って…涙涙涙。

もうみんな可哀想。


そして、皇帝になった人の人生は結局「浮生」。

「はかなくてむなしい」

自分はそうならないって思っていても結局そうなってしまった。

そして結論！時代が悪い！すべて時代が。

「私たちの世が違うなら私がそちらにいく」

ほんと！早く自由な現代においでよー！

最後、現代ですれ違うとか匂わせて終わりとかにしてくれよー！！

本当に物語的にも視聴者にも救いようがない最後でした。

想像してね？的な感じでこれが良かったのかな？私は嫌ですが(笑)

でも、引き込まれたし、色々考えさせられて余韻がすごいドラマでした。


ちなみに、私の解釈ではヘ・スはコ・ハジンの前世で、生死を彷徨ったときに魂だけ戻ってしまったのかな？みたいな。

ジモンも海に溺れたときに人が変わったとか言っていたから、ヘ・スと同じような感じかと思ったけれど、現代で2回会っているから、時空を移動できる人ということかな？と勝手に思いましたが、どうなんでしょうか。。


全然まとまりがない感想になってしまいましたが、少しでも共感してくれたら嬉しいです。

キスシーンは何話？

ユーネクストの場合（全30話）ですが、

ワン・ソとヘ・スのキスシーンは14話と17話と21話にありました。

14話はヘ・スの気持ちに関係なくワン・ソが強引にキスをし、ㇲは怖くて泣いてしまうというシーンでした。

17話は、もう勝手にキスはしないと言いながら嘘だとキスするシーン。ヘ・スの気持ちが少しずつワン・ソに向かっているというのがわかるシーンです。

21話は、2人の心が通じ合うのがわかるシーン。ヘ・スからキスします。さすが現代っ子！（笑）その後、ワン・ソからもキスし２人は結ばれました。


ペガとウヒのキスシーンは、19話にあります。ペガがウヒを守り、もう会わないなら…とキスするシーンです。

ウンとスンドクのキスシーンは、23話にあります。２人が逃げる日の前日（死んでしまう前日です涙）にお風呂でスンドクから。とても２人らしい可愛いキスシーンです。

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